多くの専門学校では学生たちに対して、早い段階から就職活動をサポートするための取り組みである「就職支援」を行っています。支援内容によっては卒業後の就職が有利になることもありますから、自分が入学する学校の支援体制についてはしっかりと把握しておくことが大切です。そこで今回は専門学校が行っている一般的な就職支援の内容について、詳しく解説していきます。
多くの専門学校には「就職課」があり、就職専任講師による学生への就職支援が行われています。その中でも、企業が学生の採用を判断する上で最も重要な基準となる「面接」については、過去のデータなどに基づいた企業ごとの傾向と対策が何よりも大切です。
面接時のマナー、よく聞かれる質問、自己アピールのコツなどを具体的に指導してもらうことで、面接試験の際に落ち着いて持っている力を発揮できるように準備していきます。専門学校によっては、キャリアカウンセラーの資格を持つスペシャリストによって、より実践的な指導が行われるところもあるようです。
専門学校に通う学生たちは、卒業後、専攻する分野の仕事に就く人がほとんどです。専門学校は医療、介護、旅行、デザインなど、ある特定の職業に必要とされている専門的な知識や技術を習得するための学校で、学生たちは授業や実習を通して、即戦力として活躍する人材へと成長していきます。
企業にとっても、ゼロから仕事のノウハウを教えなくてはいけない人材より、基本的な知識やスキルが身に付いている人材を必要としますから、専門学校には優秀な人材を求めるさまざまな企業から多くの求人情報が送られてくるのです。
専門学校によってはこうして送られて来た求人情報を随時学生たちへメールなどで案内していたり、生徒が自分たちで求人情報を閲覧できる工夫を施していたりするところも少なくありません。
また、企業側から送られてくる一般的な求人情報以外にも、独自の情報網から専門の求人を斡旋、紹介してくれる学校もあるようです。
専門学校の目的は、企業にとって即戦力となる人材を育成することです。そのため、専門学校の授業は、大学などと比べても実習時間が多く、より実践的なカリキュラムが組まれています。
ブライダル系やホテル系といった専門学校の中には、ホテルや結婚式場などの現場で業務を行う「研修制度」を設けている専門学校も多いようです。専門学校の夜間部などでは、実際の現場で研修を行いながらお給料をもらい、夜間部の授業料を支払っている生徒も少なくありません。
仕事上のマナーや、一連の仕事の流れなど、実際に現場に立ってみて初めて分かるようなことも多いため、研修制度はその業界への就職を希望する学生にとっては大変メリットのあるものだと言えるでしょう。
専門学校に進学する学生の多くが、明確な将来のビジョンを持っていると思いますが、自分に有利な形で就職活動を進めるためにも、就職支援のサービスを上手に活用することをおすすめします。
当校には業界経験豊富なプロの先生たちが多数在籍しているので、ベストブライダルやテイクアンドギヴ・ニーズなど、人気企業で実際にウェディングプランナーとして活躍していた先生から学ぶことができます。また、企業実習も豊富に経験できるため現場の即戦力として活躍できます。
ウェディングプランナーをめざしたい方、ブライダル業界に興味を持っている方、サプライズや人を喜ばせることが好きな方、ぜひ東京ブライダル専門学校のオープンキャンパスでお待ちしています!
小林 哲洋
東京ブライダル専門学校 講師
以前は㈱リビエラ東京にてバンケットマネージャーとして勤務。多数の結婚式をサポートし、社員教育にも携わる。J. S. A .公認のソムリエ資格を保有。